東京下町すみだのお豆腐屋がおからを材料にしたお菓子をつくりました。

お豆腐の材料の大豆を絞ると豆乳とおからに分かれます。豆乳からお豆腐はつくられますが、卯の花などに使っている栄養満点のおからを、もっと皆さんに食べていただく方法はないかと試行錯誤。大豆の栄養を感じてもらえるもの、、そう!こどもからおとなまで食べられるクッキーを考えてつくりました。 

 

実際に試作品をつくったところ、大豆の素朴な味がなんとも言えず、噛めば噛むほど味がでるクッキーに仕上がりました。しかし、このクッキー、固い!だからよく噛まないとだめなんです。最近はファーストフードやパンケーキなど柔らかい食感が好まれていますが、「固いおからっきー」は、しっかりと噛むお菓子です。満腹感も得やすく、最近噛まない人たちが増えているそうですが、よく噛む効果も得やすいと思います。


国産大豆のおからを主原料に、国産小麦、オリーブオイルを使っていてとてもヘルシー。ただし卵は使っていません!

低カロリーなおからを使用しているので、小腹が空いたときや間食にもいいですね。

しかも賞味期限は1年。実は墨田区は東京大空襲を受けているので、いざというときは助け合う精神がある。そんないざという時の保存食としても活用できればと思っています。 

おからっきー(焼菓子)

原材料

・おから(国産大豆使用、遺伝子組み換えではない)

・小麦粉(国産小麦使用)

・オリーブオイル

・砂糖

・豆乳

・塩

鶏卵、マーガリンは使っておりません。

内容量 100g


よく噛むことは単に食べ物を取り入れるためだけでなく、体の健康にたいへん重要な働きをしています。この噛むメリットについて、学校食事研究会が分かりやすく標語にしました。それは「ひみこの歯がいーぜ」です。 

肥満防止

ゆっくり良く噛むことで満腹感を得られ食べ過ぎ防止になり、肥満防止につながります。

味覚の発達

良く噛むと食べ物の形や固さを感じ素材そのものの味がわかるようになり味覚が発達します。

言葉の発達がはっきり

顎の発達を助け噛み合わせも良くなり、正しい口の開き方ができ、正しい発音ができると言われています。

脳の発達

良く噛むと脳への血流量が増えて脳が発達すると言われています。


歯の病気を防ぐ

良く噛むと唾液が多く出て、食べ物のカスや細菌を洗い流す効果があります。むし歯や歯周炎の予防につながります。

がん予防

唾液に含まれるペルオキシターゼという酵素が食品の発ガン性を抑えるのでがん予防につながると言われています。

胃腸快調

良く噛むことで消化吸収を良くし胃腸の働きを活発にします。

全力投球

身体が活発になり力いっぱい勉強や運動、遊ぶことができます。


詳しくは学校食事研究会の月刊「学校の食事」に掲載されていますのでチェックしてね!